※注意。本文章には、ムーンライトノベルズにて公開中の小説「蔦の館」(R18)の重大なネタバレが含まれています。最終話まで読んだ上で目を通されることを強くおすすめ致します。
まだの人は早く読んできてください。どうして読んでないんですか!? 全編無料なんですが!? オタクの強火人外ヤンデレCPの垂れ流しが全文無料で読めるが……!? なんならURLも貼っておくが!?
https://novel18.syosetu.com/n5406fh/
読めーーーーーーー!!!
頼むから読んでくれーーーーーーーー!!!!!
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はい、というわけで本文です。
数日前になりますが、無事「蔦の館」が完結致しました。
2019年から2022年まで、色々挟んで3年半も掛かってしまい、その間に、
シンプルな仕事の多忙、心身の不調、小説文量の増加に伴う執筆負担&モチベーションの低下や飽き(飽きるな)etc……
これ本当に終わるのか……? と本当に様々な方向からご心配をお掛けし大変申し訳ない思いなのですが、どう足掻いても結局性癖からは逃れられなかったので、なんとか最後まで書き切ることが出来ました。
そもそもの話、書き始める前から長い話になることは分かりきっていたので、気長にやるかー(鼻ほじ)くらいの感覚だったんですが、いざ最後まで書き切ると総文字数40万字越えとかいう余裕でぬえもと史上最長を更新する結果となりました。
いや、長くなるとは思ってたけど……。
文庫本一冊がだいたい13万文字~15万文字程度なこと考えると、約三冊書いてることになるんで……。やはり長さが馬鹿ですね。
本当にありがとうございました。
なにはともあれ、ここまで走り切る馬力は私の性癖という一点突破だけでは難しく、そこはブックマークであったり、感想であったり、アクセス数というシンプルな数字であったり、そういった数々の応援のおかげなので、長期間の休載などもありましたが、ここまで書き切ることが出来たのはすべて、皆様のおかげです。
本当に感謝してもしきれません。
ありがとうございました。
これからもこの、私の地獄みたいな性癖に付き合っていただけると大変喜びます。
感想も欲しい! ポイントも欲しい! ツイッターもフォローして欲しい! うおおぉぉおおお!! 強欲!!!!! 私は弱い人間なので欲に負ける!!!!!!!(※読んでいただけるだけで十二分にハッピーです。 𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬……)
◆今後の展開
「蔦の館」本編連載中、Twitterでは妄言としてちょくちょく呟いていたのですが、改めてこちらで予告。
「蔦の館」本編はこれにて完結しましたが、ニグセシは終わりません(は?)(矛盾)
……といいますのも、「蔦の館」本編の終わり方は、いわゆるゲームでいうところの「トゥルーエンド」みたいなものなので、本編のエンディングに至るまでに実はいくつかの分岐点があり、セシリアが何かを間違える or 何者かの介入がある と、エンディングが分岐します。
分岐というか、分かりやすくいってしまうとバッドエンドになるわけなんですが。
例えば、そもそも村を出なければニグラスに会わずに済むじゃん? 一番ハッピーエンドなんじゃね? ……と、思うじゃないですか?
……そうはならないんだよなー、とかですね。(希望はないです)
一応正史はムーンライトノベルズで書き切ったお話なので、バッドエンドの分岐世界は全部IFの世界線なんですが。
本編、マジで「あれでも」セシリアが最善の選択を取り続けた結果なので……。本当に、「あれでも」一番マシなので……。 信じられないかもしれないが……。
いや、ニグセシは運命なんですけど本当に危ういバランスの上に成り立っているカップリングで一歩間違うと地獄が始ま(オタク特有の早口)
はい。というわけで結論です。
私が見たいので、バッドエンド集を作ります。
その名も「蔦の館 だーくねす(仮)」。
2023年内に何らかの形で発表予定です。
世の中に解き放ちます。この気持ち悪い妄想の塊を……。
今まで散々やります言ってやらなかった人間ですが、こればかりはマジで出すので……。40万文字かけて自CPの布教をした人間ぞ……??? やるぞ……??? のお気持ちです。
そんなわけで、世の中に解き放たれるのはもう少し先になりますが、水面下で色々準備していきますので、しばしお待ちください。
本当の地獄を見せてやる……!! ニグセシはまだ終わらねぇんだよ……!! うぉおおおおおおお!!!!
……感想欄とかでたまに「だーくねす」という単語が飛び出してきて何? 集団幻覚……? と思っていた方。 何が何だかさっぱりだったと思いますが、そういうことです。 幻覚じゃなくて、作者の暴走の産物です。 発表時期はまた目処が立ちましたら活動報告やTwitterなどで告知しますので、よかったら、フォローしてね……!!!(大声)
◆ネタバレゾーンというか、裏話みたいなもの
メインストーリー的には本編でやりたいことは全部突っ込みましたし、書きたいことは全部書いたので、今更ここで言うのは野暮な気がするので手短にいきますが、「蔦の館」というお話は根源的には「セシリアという女が救われるまで」のお話です。
あれで救いなんか……? 依存先が妹からニグラスに変わっただけで何も変わっていないのでは……? むしろ悪化してません……? と思われた方、正解です。
それも正しい。間違ってない。
ですが、本編でもニグラスが最後に言っていたように「誰か(何か)に縋らなければ生きていけない」ことをニグラスは否定しませんし、同時に「大事なものがひとつでなければいけないなんて、誰が決めたのか」「強欲に生きろ(意訳)」とも言っています。
お前が言うな、お前のちっぽけな恋心のせいでどれだけセシリアが苦しんだと思ってるんじゃ……。
真理。一切間違ってない。
ただニグラスは、「大いなる森の意思(=上位者)」としての自分と「セシリアを好きなだけの普通の男(=普通に暮らしたいという願望)」としての自分を両立できてるんですよ。強欲なので。
それが、セシリアには出来なかった。
妹か、ニグラスかの二択しかなかった。
だからあれだけ苦しんでもがいて、最後には死のうとまでしたわけ何ですが……。
ここで時間を最終話まで飛ばしますと、最終的にセシリアは
・妹(家族)も、ニグラス(恋心)も切り捨てないで、どっちも同じくらい大事なものとして扱えるようになった。
・大事なものをたくさん作れるようになった、もとい、無理に一個に絞らなくちゃと思い詰めなくても良くなった、そしてそれに対してもしも彼女自身が罪悪感を抱いたとしても、無条件で肯定してくれる存在(ニグラス)を手に入れた。
……という点で見てみると、間違いなく救われてるんですね、これが。
ニグラスがしでかしたことは一切なかったことにはなりませんし、やつは間違いなく畜生ですが、あの男がセシリアに執着しなければ、セシリアは永遠に義務感を抱えて妹と共依存するだけの人生を歩むことになるわけで。
そっちの方がある意味幸せだったかもしれませんが、一度ニグラスを好きになっちゃった以上、もう時間を巻き戻すことは出来ないわけで。
NTRされたグレイグとエリス的には、永遠に村に縛られてた方が良かったかもですが。妹はともかく、グレイグは……。あいつは……本当にいいやつなんで……。(だからフられた)
おぉ、妹NTRとかいうド罪深ジャンルを性癖に抱いてしまった私をお許しください。(どうして)
ほら! だから! 何度も言ったじゃないですか!!! ニグセシは運命なんですよ!!! あのクソデカ強欲野郎にしか、セシリアは救えないんですよ!!! 狭い世界に風穴開けられる男は、あいつしかいなかったんですよ!!!! うぉおおおお! ニグセシ!!! うぉおおおおお!!!(クソデカ感情)
……と、いったところで、あとがきを締めさせて頂ければと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
このお話の続きは、またいつか開くはずの別の世界で。
だーくねすは……、マジで、救い……ないです。(バッドエンド集だから……失敗した世界線の詰め合わせ短編集だから……)
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