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【プチ蛇足】夢見るままに眠れ

あとがきってほど大したもんではないのですが、小ネタ程度の蛇足。
※この記事には、小説「夢見るままに眠れ(R18)」のネタバレが含まれております。


◆モチーフとか
ベースは、「ヘンゼルとグレーテル」です。
森の中へ逃げ込んでしまい、そこで魔女(魔法使い)に出会う…というところだけで、あくまでモチーフ程度にではありますが。初期設定ではもう少しヘンゼルとグレーテル色が強くて、ヴィルヘルムのお城が今のアシンメトリーキャッスルではなく、お菓子のお城だったりしました。
わー、メルヘンですね。

この時点では、お腹の空いたグレアが原典通り、お菓子の家(城)の壁についてるお菓子を食べる予定だったのですが、後々グレアのキャラ詰めをしていくときに、この子わりと常識ある設定なのに、軽率に知らない家の建材になってるお菓子食べるか……?
ヴィルヘルムも、そんなことしたら普通にキレるだろ(というかそんな女だったらグレアに惚れてない)。そもそも、この男はお菓子の家なんてメルヘンなガラじゃない……と、徐々に徐々に逸れていき、その辺から現在の魔王だの、魔界と人間界云々に繋がっていくことになります。
そしてお菓子のくだりは、ヴィルヘルムが自主的に差し出すという形に変更になりました。
ま、その後ギャン泣きされるんですけどね!
ざまぁみろ。



◆キャラ名
そんなに深い意味はなく、なんとなくのモチーフや音で決めただけです。

・グレア
ヘンゼルとグレーテルモチーフだったので、グレーテルっぽい名前にしたい。最低限「グレ」は入れたい。ただグレーテルでは直球すぎる。→「グレア」(意味、「眩惑」)

・ヴィルヘルム
ヘンゼルとグレーテル→グリム童話→ヴィルヘルムは一般の人々よりひとまわり上の存在→グリム童話の生みの親の一人ヴィルヘルム・グリムから取って、ヴィルヘルム。
グリム兄弟はお兄ちゃんにヤーコプがいますが、ヒーローがヤーコプはなんとなく締まらない気がしたので、この辺は音で決めた部分がほとんどです。あまり深い意味はない。
仮にヤーコプ(Jacob)なら、使うとしても「ジェイコブ」読みとかになりますかね……。なんとなくキャラじゃない気がしてるのでどのみちボツになったとは思います。
ヴィルヘルム。しっくりくる(個人的感想)

・フラウ(猫)
最初はヴィルヘルムの使い魔という設定だったので、ヴィルヘルムが猫に付けそうな名前→フラウは雌猫→ドイツ語で「フラウ」は女(正確には「夫人」「奥様」的な意味(グリム童話はドイツ発祥))→ヴィルヘルムの猫への愛着なんてたかが知れてるので「おい、女」呼びくらいのニュアンス、その名残でフラウです。
扱いがひどい。
【追記】書いてるときは知らなかったんですが、ドイツにはヴィルデ・フラウというたちの悪い妖精がいるそうです。ほほう……。

Categories: 創作小説(R18), 蛇足(あとがき)

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